赤玉ねぎ(サラダ玉ねぎ)植え付けしました🥬

特徴

甘みが強く辛みが非常に少ない上に、みずみずしい食感でサラダに最適な生食用の赤玉ねぎです。

生育旺盛で、中までよく着色し、とう立ちや分球も少ないとても作りやすい品種です。

栽培例

冷涼地

まく時期……2月~3月上旬or8月下旬~9月中旬

収穫時期……7月下旬~8月下旬までor翌年6月下旬~7月下旬まで

中間地

まく時期……1月下旬~2月中旬or9月上旬~10月上旬

収穫時期……6月下旬~7月中旬までor翌年6月上旬~7月上旬まで

暖地

まく時期……9月下旬~10月下旬

収穫時期……翌年5月下旬~6月下旬まで

種蒔きの準備とコツと注意点

🌱 1. 種まきの時期を守る

1. 最適な時期：通常、8月下旬から9月中旬が種まきの適期です。
2. 理由：この時期に種をまくことで、発芽後の気温が安定し、苗が丈夫に育ちやすくなります。
3. 注意点：遅すぎると成長が不十分になり、早すぎると徒長してしまいます。

🌿 2. 適切な土壌の準備

1. 土壌の状態：排水性が良く、かつ保水性もある土壌がベスト。
2. 土壌改良：畝（うね）を作り、pH6.0～6.5の弱酸性の土に石灰を混ぜ、堆肥や腐葉土を混ぜ込むと良いです。
3. 注意点：水はけが悪いと根が腐りやすいので、排水を意識した高畝（たかうね）を作るのがポイントです。

🌞 3. 適切な日当たりと気温の管理

1. 日当たり：日当たりが良い場所を選びます。
2. 温度：発芽には**15℃〜25℃**が理想的な温度です。
3. 注意点：気温が高すぎると発芽がうまくいかず、気温が低すぎると発芽が遅れます。

🌧️ 4. 水やりのタイミング

1. 発芽前：土が乾かないよう、適度な水やりが必要。
2. 発芽後：発芽後は過剰な水やりはNG。
3. 注意点：水が多すぎると、根腐れの原因になります。土の表面が乾いたら水をあげるのが基本です。

✂️ 5. 適切な間引き作業

1. 間引きの時期：双葉がしっかり出た後、本葉が2～3枚になった時が目安。
2. 間引きの方法：1か所に1本だけ残すように間引きます。
3. 注意点：間引かないと、株同士が競い合い、細い玉ねぎになってしまいます。

🪱 6. 病害虫対策

1. 主な病害虫：アブラムシ、ネギコガ、ネギハモグリバエが発生しやすい。
2. 対策：防虫ネットをかけたり、定期的に葉の裏をチェックして害虫を早期発見する。
3. 注意点：風通しを良くすることも大切です。密植すると病害虫が繁殖しやすいので、適度な間隔を保つようにします。

🧅 7. 肥料の使い方

1. 追肥のタイミング：定植後に1ヶ月ごとの追肥が理想。
2. 使用する肥料：窒素分が多すぎると徒長しやすいので、リン酸やカリウムを多く含む肥料が良い。
3. 注意点：肥料を与えすぎると病気の原因になります。特に、葉が濃い緑色になりすぎた場合は肥料過多のサインです。

💡 まとめ

赤玉ねぎの種まきは、時期を守り、排水性の良い土壌を整えるのが最大のポイントです。日当たり、温度、水やりの管理を徹底し、成長に合わせた間引きと追肥を行えば、大きくて美味しい赤玉ねぎが収穫できます。
初めての栽培でも、これらの注意点を押さえれば成功率が高まりますよ！